英語:発音のコツ その5 - ンの音に近い mとn 【音声付き】
さて、このシリーズも第5回目です。
今までのところで、かなり通じるような発音になってきていると思いますが、日本人が引っ掛かりやすい部分として、もう少しだけ続けていきたいと考えています。
おすすめの記事の読み方
1. 説明の部分にさらっと目を通す
2. ポイントとなる部分に注意しながら、音声を聞いてみる
3. 気になった部分の説明を見て、音声を聞きながら繰り返し練習する
今回は…
ンの音に近い"m"と"n"
です。
これができなくても、まあ通じるとは思います。でも、この違いは、とってもシンプルで、ちょっと気をつけるだけで、大きな変化となるものです。
どちらも日本語の「ン」の音に近いのですが、英語においては明確な違いがあります。
単純に、
"n"の音は、口を閉じない。
"m"の音は、確実に口を閉じる。
簡単に言うとこれだけです。
日本語では、「ン」の時はたいてい口を閉じます。ただ、英語で"n"にあたる音では、口を閉じないのが普通です。
発音の流れの中で、日本語の「ン」に近い音だけれど口を開けたまま、次の音につなげていくのですが、この"n"のタイミングで少しだけ鼻に息を送り込むような感じです。(リエゾンの記事も見てくださいね。)
アメリカ英語(米語)の特徴
この"n"での息の入れ方が、アメリカ人の英語の大きな特徴です。
一般的なアメリカ人の英語では、一瞬息を止めたまま、鼻の方にかなり強く吹き込んでいます。
頻繁に書く点ですが、一般的な日本人が英語の発音が上手い、と感じる要素の中で大きなものは、アメリカ人のような息の入れ方です。
この息の入れ方が、半分は鼻でしゃべるくらいに強いと「アメリカ人みたいで上手」と思われますよ。
文字通り鼻についた音になりがちなので、アメリカに永住する以外はお勧めしませんが…。
一方、"m"の発音は、口を確実に閉じるのですが、日本語のマ行の意識があるためか、つい口をとがらせ気味にしてしまいます。
英語ではこの必要は全くなく、単に口を閉じるだけでよいのです。その前後の音とのつながりで、自然に"m"の音が聞こえるようになるのです。
古い映画の例ですが…
昔のディズニー・ピクサーの映画ですが、"WALL・E"(ウォーリー)という3Dアニメの作品がありました。
そのキャラクターで、マイナーですが"M・O"という名前のロボットが出てきます。
日本語の翻訳ではこのキャラクターは、ローマ字読みで「モー」と呼ばれています。
一方、元の英語では「ンモ」に近い発音で、口を閉じてからそのまま「オ」の音を出しているだけです。
もし、ネットなどで見る機会があれば、日本語字幕を見ながら英語を聞いてみるのも、おもしろいと思います。
映画を英語だけで見ると、日常ありえない話がほとんどなので、理解はとても難しいかもしれませんが、日本語字幕を見ながらであれば、翻訳に若干の違い(味付け)があったりして、その違いが飛び込んできたときに、とても楽しく感じるでしょう。
少し話がそれてしまいましたが、今日はここまでにします。
お読みくださり、ありがとうございました。
英語:発音のコツ 目次
英語: 発音のコツ | 日本語発音しかできなくても、ちょっとした変化で驚くほど伝わる!
通じる英語の発音のための簡単なコツ: 基本は日本語発音の英語でも、たった7つの心がけと変化で驚くほど伝わる方法!ネイティブ発音じゃなくても、ちゃんと伝わる英語に変えていく簡単な方法を伝授!発音のポイントさえ押さえておけば、留学や海外在住経験がなくても、ジャパニーズ・イングリッシュだからって心配無用!
英語:発音のコツ その1 - rとl
通じる英語の発音のための簡単なコツ: 第1回目は「ラ行の音に近い"r"と"l"」 - 通じるための発音のポイントさえ押さえておけば、ジャパニーズ・イングリッシュだからって心配することはないですよ!留学や海外在住経験がなくても心配不要です。
英語:発音のコツ その2 - bとv
通じる英語の発音のための簡単なコツ: 第2回目は「バ行の音に近い"b"と"v"」 - 通じるための発音のポイントさえ押さえておけば、ジャパニーズ・イングリッシュだからって心配することはないですよ!留学や海外在住経験がなくても心配不要です。
英語:発音のコツ その3 - hとf
英語の"h"と"f"の発音の違いは、日本語に無い音なのでつい同じように感じてしまうのですが、この違いは少しのことで驚くほどよく伝わるようになります。この発音は、中国語でも大事なポイントとなります。簡単なことですので、ぜひこのコツをつかんでください。
英語:発音のコツ その4 - sとth
英語の"th"の発音は日本語に無い音なのでつい「サ行」の音と同じにしてしまいがちですが、この違いは少しのことで驚くほどよく伝わるようになります。この発音は、例えば「サンキュー」の発音を見違えるようによくします。簡単なことですので、ぜひコツをつかんでください。また"th"の音の例外も解説しています。
英語:発音のコツ その5 - ンの音に近い mとn
通じる英語の発音のための簡単なコツ: 第5回目は「ンの音に近い"m"と"n"」 - 通じるための発音のポイントさえ押さえておけば、ジャパニーズ・イングリッシュだからって心配することはないですよ!留学や海外在住経験がなくても心配不要です。
英語:発音のコツ その6 - dとtの音
通じる英語の発音のための簡単なコツ: 第6回目は「"d"と"t"の音」 - 通じるための発音のポイントさえ押さえておけば、ジャパニーズ・イングリッシュだからって心配することはないですよ!留学や海外在住経験がなくても心配不要です。
英語:発音のコツ その7 - dr / tr / brの音
通じる英語の発音のための簡単なコツ: 第7回目の最終回は「"dr" "tr" "br"の音」 - 通じるための発音のポイントさえ押さえておけば、ジャパニーズ・イングリッシュだからって心配することはないですよ!留学や海外在住経験がなくても心配不要です。
番外編
英語:発音のコツ 番外編 1 - sとshの違い
英語の"s"と"sh"の発音ができないと通じない!? 伝わる英語を話すために、初心者に必要なコツをお伝えします。連載の内容を読んで、それぞれのポイントを抑えるだけで、驚くほどよく伝わるようになります。いくらか慣れれば簡単なことですので、ぜひこのコツをつかんでください。
英語: 発音のコツ 番外編2 - 数字の15と50を聞き間違えられないために (13~19, 30~90の落とし穴)
英語の数字、慣れているようでも13~19, 30~90には落とし穴が! 伝わる英語を話すために、初心者に必要なコツをお伝えします。連載の内容を読んで、それぞれのポイントを抑えるだけで、驚くほどよく伝わるようになります。いくらか慣れれば簡単なことですので、ぜひこのコツをつかんでください。
関連記事
英語: 英文は「倒置法」で読もう! | 長文読解と速読のコツ
英文は倒置法で読もう!日本語の「倒置法」を取り入れてみることで、英語の語順にも徐々に違和感を感じなくなって、文節の切り方や語順の理解も早くなり、読解の速度も劇的に上がることでしょう。英語の速読の入門トレーニングに最適!
英語: 日本語にも冠詞があった!? AとTHE・「桃太郎」でわかりやすく解説!
英語で悩む冠詞 A と THE を分かりやすく説明!日本語にもある言葉で、桃太郎の昔話を例に解説していきます。これさえ読めば、どんな文章でもA と THE の使い分けができるようになります。 もう A と THE で悩む必要はありません。
