英語: 日本語には冠詞はない?実は近い表現があります - AとTHE を「桃太郎」でわかりやすく解説!
英語を学習していると、"A"と"THE"の使い分けが分からなくなることがあります。
英語教師としてどのように教えるかはわからないのですが、私はいつも、日本語の"A"と"THE"に近い例として、桃太郎などの昔話を例にあげます。
逆に裏付けとして、この方法を使ってイギリス人やアメリカ人の英語ネイティブに「桃太郎」の話や日本の昔話の定番構成を説明してきています。
「むかし、むかし、ある所におじいさんとおばあさんが住んでいました。おじいさんは山へしば刈りに、おばあさんは川へ洗濯に行きました。すると大きな桃が流れてきました。」
"Long, long ago, there lived an old man and his old wife in a village. He went to the mountain to gather woods. She went to the river to wash clothes, then a big peach came floating down the river."
そう、"A"にあたる日本語として、「ある」という言葉で置き換えられます。
そう、"THE"にあたる日本語として、「その」という言葉で置き換えられます。
もし、英語で迷ったら、日本語で考えてみるのもよいでしょう。日本語を言い換えた場合、これは「ある」なのか「その」なのか。
一般的な話としての複数形では?
男性向け・女性向けを表す「メンズ」や「レディース」にはTHEはつけない
こんな感覚が身についてくると、自然に"a"と"the"の使い分けができるようになってくるんじゃないかな、と思います。
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