中国語: 中国語と英語は似ている? - 語順と文法の共通点と違いを比較
学習者から見た中国語と英語の共通点と違い - 語順と文法
結論から書きます。
「中国語は英語と似ているか?」という質問に対して、私の感覚的な回答は、「中国語と英語は、文法においてもせいぜい20%程度の類似です。」
「じゃあ中国語はやめよう」と思った方がいたらちょっと待ってください。日本人にとって、中国語はすごく奥深く興味の尽きない言語です。漢字もそうですが、これだけの話ではありません。
では、「中国語と英語は同じ」という意見の方は、何を根拠にしているのでしょうか?
文字や単語に関しては、当然の前提として漢字を使う日本語と近いのは言うまでもありませんから、そのように思われる「基本文法」の中でも「最初に習う語順」について見ていきます。
主語 + 動詞 + 目的語
「私はご飯を食べる」(私=我、食べる=吃、ご飯=饭)の場合は、
“我吃饭”
となり、英語の
”I have a meal.”
と冠詞はないものの、同じ語順(主語 + 動詞 + 目的語)です。
この語順は最も基本的な部分で多用され、かつ重要なのは疑いがありません。
「中国語と英語は同じ」というイメージを持つ人がいるのは、このためでしょう。
しかし中国語の語順は、これ以外ほぼすべての場合で英語と異なります。
我在餐厅里吃饭。(餐厅:レストラン、在~里:~の中で)
I have a meal in the restaurant.
中国語では、場所は名詞の後に来ています。
我昨天吃饭了。(昨天我吃饭了。)(昨天:昨日)
I had a meal yesterday. (Yesterday, I had a meal.)
我昨天在餐厅里吃饭了。
I had a meal in the restaurant yesterday.
中国語では、名詞の後に時制、場所がきて、動詞になります。
你吃饭吗?
Do you have a meal?
中国語では、質問を表す「吗?」が最後に来ます。
(「你吃没吃饭了?」という表現もあります。)
你吃饭了吗?
Did you have a meal?
我正在吃饭呢。(正在~呢:現在~しているところ)
I am having a meal.
現在進行形の動詞の変化はなく、「正在~呢」が使われます。
これは「在~呢」や「~呢」のように略して使用されることもあります。
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