英語のサ行の音に近い"s"と"th"


第4回となる今回は…


おすすめの記事の読み方

1. 説明の部分にさらっと目を通す

2. ポイントとなる部分に注意しながら、音声を聞いてみる

3. 気になった部分の説明を見て、音声を聞きながら繰り返し練習する


英語:発音のコツ その4 - sとth


サ行の音に近い"s"と"th"


です。



日本語にはない"th"の発音


単語の発音で、「通じるか、通じないか」と言う論点では、この4回分だけでも かなりいい線いけると思います。


これを話題にする時、たぶん真っ先に出てくるのが"Thank you"というお礼の言葉。


日本語の会話の中でも「ンキュー」と聞きます。


この"th"の音は、日本語にはありません。でも、カタカナ発音で、「サンキュー」といえば通じますので、意外にこの"th"の発音が原因で通じないことがある、と気づきづらいようです。



"s"の発音は「サ行」そのまま?


"s"の発音は日本語と同じような音なので、そのままの音で通じます。あまり気にしないでください。


と書くと、


単に"s"の発音と言ってるが、"s"と"sh"の音の違いも大きくて重要なんだ、分かってるか?と、突っ込まれそうなので、先に書いておきます。


一応分かっています。確かに発音記号でも違います。ただ、「通じるか、通じないか」という論点で言えば、重要度は低いと思います。このあたりは番外編として、別の機会に書くことにして、本題に戻ります。


日本語の「さしすせそ」に近い"s"の音は、日本語に近いから苦労しないのですが、"th"は違います。



"th"の発音のコツ



一般的に言われるコツの通り、"th"を発音する時に、口を軽く開けて、舌の先を上の歯と下の歯の間から意識的に出してみることです。


一度、これを意識して下の単語を読んでみてくださいね。(カタカナ表記は、あえてサ行にしています。)


thank(サンク=感謝)、think(シンク=考える)、through(スルー=抜ける)


3番目のthroughは、最初の"th"の音で舌を前に出しているのに、次の"r"で舌をすぐに奥に巻き込むので、慣れるまでは結構忙しいです。 ("r"と"l"のトピックもみてくださいね。)


これを意識すれば まず問題ないと思いますが、少し厄介なことに、英語のスペルは必ずしも音を表しきっているわけではない、ということも覚えておいてください。



"th"が「サ行」の音とは全く違うようになる例


日本語なら、ひらがなやカタカナの通りに読めば、アクセントは別にしても、発音的には間違いはありません。でも、英語は同じスペルでも読み方が変わる場合があります。


分かりやすい例で、"Thank you"は一般的に「サンキュー」に近いですが、人や所によっては、ほぼ「タンキュー」に近く聞こえる場合や、「サ」と「タ」の中間的な発音の場合もあります。


別の例では、国名の「タイ」は"Thailand"で、「タイ人」や「タイ語」は"Thai"です。これらの発音は、ほぼ日本語の「タ」です。


ちょっと話がそれますが、鶏のモモ肉は英語で"thigh"です。モモとすねの部分を合わせて、"leg & thigh"なんて呼ばれます。この"thigh"は"th"の音を使って「サイ」と読みますが、このスペルではパッと見ただけでは読み方は想像できません。


このようなわけで発音記号があるのですが、辞書を見ているのに発音が通じない場合は、英語のスペルよりも、発音記号も確認することをお勧めします。




慣れるまでの手段


"th"の発音に限ったことではないですが、慣れるまでは「どうしても伝わらない」ということはあり得ます。


それでもだめなら、"T(ティー)・H(エイチ)・A(エー)・N(エン)・K(ケー)"のようにスペルをそのまま伝えてみるのもひとつの手です。


このような例外もありますが、"th"の音を意識するだけで、驚くように通じるようになる可能性がありますので、ぜひ意識して実践してみてくださいね。


お読みいただき、ありがとうございました。



英語:発音のコツ 目次



番外編



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