無料翻訳サイトを活用するための簡単な3つのコツ


日本語から英語 無料翻訳サイト使いこなし術 Google翻訳などの無料ツール


英語を書くのが苦手、という方にとっては、Google翻訳などの翻訳サイトはとても役立つものです。

その他にも翻訳サイトはたくさんありますが、どれが一番良い翻訳サイトか?という判断は難しいものです。

それに、無料で使用したい方が多いと思います。



翻訳された英語が本当に正しいかは、正直よくわからない。

「AIによる分析」とか「TOEIC 900点を超えるレベルの精度」と聞くと、なんだか凄そうな気がしますが、これに惑わされないようにしてくださいね。


翻訳ツールはあくまでもツール、使い方によってずいぶんと変わるものです。


特に、専門用語などを含む場合は、翻訳会社のサービスを使っても、まず思い通りにはならないのが現実です。


はじめに、無料で利用できるおすすめの翻訳サイトをご紹介します。



おすすめ!無料翻訳サイトのご紹介


無料で利用できるおすすめの翻訳サイトも数多くありますが、おすすめのいくつかをご紹介します。

このままで良い英文をすぐに作成できるわけではありませんので、下でご紹介するコツと合わせて使ってみてください。


Google翻訳

https://translate.google.co.jp/

世界中で最も有名な翻訳サイトですね。世界中から常に情報を集め続けている企業だけあって、情報量は計り知れません。


DeepL 翻訳ツール

https://www.deepl.com/translator

DeepLは、訳文検索エンジンのLingueeが前身のドイツ企業です。AIを活用したディープラーニング(深層学習)を軸に、開発を進めています。


百度翻译

https://fanyi.baidu.com/

中国語のサイトですが、意外にも日本語も強いです。中国では、英語に続いて日本語も人気な言語なので、日本ではユーザーは少ないですが強力です。百度(バイドゥ)は近年、プライバシー保護にも力を入れていますので、有名な検索エンジンよりも安心感があります。


みらい翻訳 お試し翻訳

https://miraitranslate.com/trial/

国内企業によるサービスです。お試しでは2000文字まで利用できます。国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)の研究成果を利用し、AIの活用を売りにしています。翻訳する文章はサーバーに保存することを明言しています。


Ginger 英文校正ツール

http://www.getginger.jp/

Ginger Softwareはイスラエルの企業で、翻訳サイトというよりも英文に特化した校正ツールが強力です。

作成した英文を確認するためには心強い味方です。この使い方は後ほどご紹介します。



これらのツールはいずれも個人情報保護方針を出していますが、機密文書などをそのまま入力して翻訳することは避けてください。



英和辞書・和英辞書のおすすめサイトはこちらです。


英辞郎

https://eow.alc.co.jp/

実際的な英語の表現が数多く掲載されています。適切な英語や日本語の単語を選ぶときの参考にしてみてください。


weblio英和和英

https://ejje.weblio.jp/

「英辞郎」は上級者向けでもありますので、「英辞郎」が難しいと感じた方には、weblioは情報量も多いわりに使いやすいと思います。




翻訳サイトを活用するための3つのコツ


さて、ここからが本題になります。

この3つのコツは、どの翻訳サイトを使っても、確実に機械翻訳の精度を上げるための使い方、使いこなし術です。

簡単なコツですので、ぜひ実践してみてください。



1. 必ず主語を追加する


日本語では暗黙の了解のうちに、主語が省かれることが多いのですが、英語は何かしらの主語が必要になります。


日本語として不自然になったとしても、主体となる人や物などを主語として、あえて付け加えて翻訳してみてください。

この時に選ぶ主語は、自分の知っている英単語の中から選んで日本語で書くのもひとつ良いの方法です。


これにより、翻訳する文章の構造が分かりやすくなる他、動詞の変化や複数形などの翻訳を反映させることができます。


もし主語が追加できない場合は、「それは」のように単語で補うか、「~された」のような受身形に変えて翻訳してみてください。


このような単純な文では誤訳も少ないとは思いますが、こんな感じです。


「これは難しいと思います。」
 → 「私たちは、これは難しいと思います。」

 

「この案件に興味を示しています。」
 → 「彼は、この案件に興味を示しています。」

 

「いつも人気があります。」
 → 「これらは、いつも人気があります。」
 → 「これらの商品は、いつも人気があります。」

 

「エラーが出る」
 → 「エラーが表示される」




2. 文章を短くする


日本語の場合だと、自然に文章が出てきます。

もし、その日本語をそのまま翻訳サイトに入力して翻訳しているようでしたら、文節を見つけて短く区切るようにしてみてください。


近ごろの機械翻訳の精度は上がってきていますので、短い文章であれば大きな間違いは多くはなくなっています。

ただ、機械翻訳ですので、この文章にある背景や文脈までを理解することはできません。翻訳する文章を分かりやすく区切ってみてください。


実は、たとえ人間の翻訳者・通訳者であっても、状況が分からないままの翻訳は、翻訳の品質に大きな影響を及ぼします。


「鍋でお湯を沸騰させ、袋を開けて麺を入れた後、約3分ほど茹でてから火を止め、調味料を入れた後に軽く混ぜます。」


ちょっと長い一文ですが、人であれば「インスタントラーメンを作る」といった背景が思いつくのではないでしょうか?


このような文章であれば、翻訳サイトに入力する時には箇条書きを意識して、文章を短くしてみてください。

その際には、できる限り主語を追加して、目的が分かりやすくなるように単語で補うよう、心がけてください。

箇条書きの際は、英語では命令形であっても失礼とはなりません。


  1. 水を鍋に入れる
  2. お湯が沸騰するまで待つ
  3. 袋を開ける
  4. 麺を鍋に入れる
  5. 3分ほど待つ
  6. 火を止める
  7. 調味料を入れる
  8. 全体を軽く混ぜる


箇条書きにすることで、かなり長くなってしまいましたが、それでも機械翻訳を使って正しく伝わる英語を作成するためには、重要なポイントです。

文章を短くして箇条書きにすることによって、「伝わらないから、やり直し」の手間を省くことにもなります。もちろん、箇条書きのままメールするのも有効な手段です。



3. 単語を簡素化する


ここでの単語を簡素化する、ということは「文章を短くする」ことと相反する場合もあります。


あまり意識しないかもしれませんが、日本語は語彙が豊富なため日常の単語で十分意味が通じますが、思ったような翻訳にならない場合もあります。


自分が知っている英単語の直訳で日本語の文章を構成できれば、翻訳精度が上がることを期待できます。


「いくつかの店は、営業を続けています。」
 → 「いくつかの店は、店を開け続けています。」


また、特に気をつけなければならないのは、固有名詞や専門用語です。


固有名詞には日常的に使用されている単語が含まれている場合がありますので、これが誤訳の原因になる可能性があります。

固有名詞にはカッコ「」をつけるか、翻訳サイトに入力する時に大文字のアルファベットに置き換えて、翻訳された英語に残るアルファベットを本来の固有名詞に戻す、という方法です。


ここで大文字にする理由は、英語では「固有名詞の始まりは大文字から始まる」という規則を利用するためです。


「新しいリモコン Xとサウンド Vは、ユーザーに新感覚を提供します。」
 → 「新しい「リモコン X」と「サウンド V」は、ユーザーに新感覚を提供します。」
 → 「新しいXXXとVVVは、ユーザーに新感覚を提供します。」

 

また、専門用語は翻訳精度に大きな影響を与えることがあります。

これが動詞となる場合は、簡単な単語に置き換えて翻訳し、後からこの動詞を変更する方法をとることができます。


ただ、ここでの「簡単」という意味は、「~する」とかの意味ではなく、「実行する」などのある程度具体的な表現が必要になるということです。



複数形の確認

状況によっては、英語の複数形が重要な意味をもつ場合もあります。

日本語ではあまり意識することはありませんので、明確にしないと翻訳ソフトは自動的にに単数か複数かを判断しますが、正しいとは言えません。

伝えたいことが「ひとつ」や「1回」ではなく、「数多く」や「複数回」であることを伝えたい場合は、あらかじめ関連する日本語を付け加えるか、翻訳された英文の複数形を確認してみてください。


複数形については関連記事でご紹介していますので、参考にしてみてください。



いかがでしょうか?


翻訳サイトを使う上で、入力時にこのような点に気をつけると、「伝えることのできる文章」としての完成度が高まります。



さて、翻訳サイトではすぐに英文が表示されますが、出来上がった英文が正しいかどうか不安、という方も多いと思います。

その際に、よく使う方法として、別の翻訳サイトを使うとか、英文をもう一度日本語に翻訳してみる、という逆翻訳かもしれません。


このような不安をお持ちの方に、もう少し「使いこなし術」をご紹介します。



翻訳サイトによる逆翻訳について


近頃の翻訳サイトは、より自然な訳文を意識するように変わってきています。


全体的にみれば進歩ではあるのですが、これが原因でかえって文章が分かりづらくなることがあります。


先ほど「日本語では暗黙の了解のうちに、主語が省かれることが多い」と書きましたが、機械翻訳で英語から日本語に翻訳する時に、主語が省かれてしまい、何を意味しているのかが分からない、といった現象が数多く発生します。


このような問題は、先ほどご紹介した方法で、文章を簡潔にすることである程度の回避はできるのですが、日本語から英語に翻訳した文章を逆翻訳することで不安になったとしても、あまり心配する必要はありません。翻訳精度の問題が、余分に影響を与えてしまうからです。


手間はかかるかもしれませんが、複数の翻訳サイトの結果を比べる方が、逆翻訳結果よりも良い傾向になります。



また、英文のチェックには、英文専用のツールを使うことをおすすめします。


英文専用の校正ツール


なんだかブログの最後によくある宣伝のようですが、あくまで私も1ユーザーとしての立場です。

英語をざっと確認したい時や、何か別のいい表現がないかな...と思った時に、使っています。




冒頭でご紹介した「Ginger 英文校正ツール」には"Grammar Checker"(文法確認)"Sentence Rephraser" (表現の言い換え)という2つの機能があります。


"Grammar Checker"は、スペルの誤りや文法的な問題を発見して、修正案を出す機能です。

このスペルミスは文脈も考慮して、単語事体のスペルが正しくても、ちゃんと疑って(!?)教えてくれます。


また、"Sentence Rephraser"は、別の表現方法を提案する機能です。

この表現に近い表現として、ネイティブはこんな表現もしていますよ、というリストが表示されます。


「Ginger 英文校正ツール」は、インターネット上の数多くのネイティブによるフレーズを集めて、常に分析と更新を続けています。



ご参考までに、もう一度アドレスつけておきますので、よかったら見てみてください。

いろいろと説明も掲載されていますよ。


Ginger 英文校正ツール
http://www.getginger.jp/



これらの「翻訳サイト使いこなし術」を活用して、ストレスのない英文によるコミュニケーションとなることを願っています。


今回もお読みくださり、ありがとうございました。



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